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 【1月の独り言】

  今月で京都大学の授業を受けるのは終わりです。

 とても楽しかったのですが、2018年4月に聴講生になったときには、途中から自分の考えに切り替わってしまい、授業を聴くのにかなり努力が必要でした。

 聴きながらノートを取ること自体は、困らないのですが、気がつくと自分がこう話したいという内容をずっと考えているのです。話す仕事をしているとこうなるのか、と思いました。

 つまり、話す仕事は、次に何を話すか考えなければならないので、人の話を聴きながら、自分の考えをまとめますが、

授業を受けるときは、ひたすら傾聴して書いていて、自分の意見をすぐにいう必要がないので、授業の流れと内容を考えます。

 どちらがいいという問題ではなくて、講義内容の大量の情報を受け止めるには、ある程度、自分の考えをちょっと棚上げしないと無理だと思いました。

 最近はアクティブラーニングやディベートをするように要求されますが、小中高ではどうなのでしょうか。

 私自身の高校時代の現代文は、発表形式で質問して議論する方式だったので、意見を言おうと思ったら心臓バクバクでしたし、議論の流れにおいていかれて、意見を言い損ねることもままありました。

 ディベートの個人レベルは場数で決まるとは思いますが、ある程度メンバーのレベルが要求されますし、人間関係も影響します。

 そういえば、私が一人で研究を続けてきたのは、高校時代の現代文の討論が影響しているような気がします。

 高校のクラスでは、私の意見に賛同する人がいたとしても、あとから私だけに言ってくるので、討議中はかなりどころかほとんど孤独だったのです。常時意見を言う人は48人中8人ぐらいで、紅一点でした。

  「思っていてなぜ言わないの」と尋ねたら、「討議のスピードについていけないから」と言われました。

 でも、たぶんスピード云々よりも、討議の中で自分の意見を主張する私の方が、教室の女子の中では変な人だったのです。

 まだ、女子が家庭科の授業を受けているときに、男子が体育の授業を受けていた時代でした。

 そういう時代には、かわいく、おしゃれをして男の子達に気に入られ、女の子達とたわいない話をしていた方が生きやすいに決まっています。

 その後、女子大に入って私は精神的に楽になりました。なぜなら、誰も「女のくせに(意見を言ってなまいきな)」とは言わなかったからです。 

 そのころの私の好きなことばは「ヤーチャイカ」でした。

 ちなみに、別に女性であることを否定したことはなく、私の趣味には、お菓子作りやアクセサリー蒐集もあります(笑)

 服は可能ならゴスロリが着たいと思っていて、フリルやフワフワが好きです。身長があるので、高校時代にサイズがなくて男物を着ていた反動でしょう(身長は同年代の男子の平均身長と同じで166です。高校生当時の女性服の身長の基準は150〜155でした。ウエスト位置が十センチ上にあがり、長袖が七分袖になります)。

 二十歳代後半にバブル景気だったので、現代の女子大生より派手なようで、京大では、ちょっとうっかりするとおしゃれすぎて浮きました。

 しかし、京大のカジュアルレベルにあわせると、女子高校勤務のときにはちょっと不都合です。夏などは、同じ格好では全然だめだったので、着替えました。勤務先は上着着用かワンピースが標準だったのです。

 なかなかうまくいかないものです。

 

 

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