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 【6月の独り言】

   初めてシンポジウムのパネリストになって、なかなか思ったようにならないものだと思った。

 そもそもお題がある。陽成廃位と伊勢物語。しかし、陽成が退位したときには業平はとっくに亡くなっている。さてどうしよう、から始まった。

 順序としては、お題を含む依頼があり、次にパネリストとして原稿締め切りがあって、その後、データで交換した。

 メールで言いたいことは言ったが、どうも相容れない。まったく平行線で、見解の相違としか言いようがなかった。しかし、一つだけアドバイスは受け入れていただいた。

 また、報告順を変えたほうがいいのではないかと思ったが、はじめから決まっていたので、何も申し出なかった。それにどう変える?変えると困るのは、私ではないか?

 さらに、加藤氏の質問に対する答えをパワーポイントで準備していた。しかし、質疑応答の時間にはパワーポイントが使えないと判明したのが数日前だったのと、質疑応答は質問状に答えるのが筋だったので、あっさり割愛した。

 業平死後から陽成が退位したところまでの史実はこれまで調べていなかったので、それだけで十分私自身はおもしろかった。が、少し発表時間が足りなかった。

 原稿を作ったときは30分前提だったので、最初正味30分かかっていたのを、時程が出てから、25分にまで縮めて、最終はなんとか20分10秒にしたが、片付けのことが頭になかったので、手間取って実際にかかった時間はわからなかった。

 会場は階段教室で、後ろ、つまり上に行くほど人がぎっしりつまり、舞台からみると降ってきそうに思われて、圧倒された。307人だったと伺った。

 質問用紙は4枚頂いた。ほぼ想定内だったが、一つ謎が解けた。

 その中のお一人の名前に別件で見覚えがあった。

 少し前、その方の名前で、西城秀樹が亡くなった時に、以前使っていた仕事用メールアドレスにメールが来ていたのだった。

 自己紹介もなく、内容も「西城秀樹の知り合いでした」という全く腑に落ちないメールだった(そもそも私は西城秀樹があまり好きではなかったのでかなり不愉快だった)ので、検索をかけたら、「南くんの恋人」という漫画原作のドラマが出てきた。

 メールの内容から言って、とても研究会の会員とは考えられないが、どうやってそれをはっきりさせられるだろうか。

 ところが、今回たまたま、研究会でその名前の方に直接お話しすることができ、やはり、そういうメールはおくっていらっしゃらない由、確認できた。

 つまり、一種のなりすましメールだったのだ。

 世の中には信じられないようなことがしばしばある。

 昔、私がかけだしの高校教諭で、まだ住所録が高等学校で全員配布だったころ、真夜中に電話があって、「間違ってあなたの口座に50万入金されました!」といわれ、寝ぼけてまともに対応した。そのときは私が口座を開いていない銀行を言われたので、「明日事務室で確かめます」と言って切ったが、翌日事務室でさんざん馬鹿にされた。「それは内田さん、からかわれたんですよ!」

 ここには書けないが、今もなお、他にもいろいろ事件があって・・・・・・。警察に相談してもらちがあかないので、なぎなたでも習っておけばよかったかなと思っている。

 もう少し平穏な人生のほうが楽かもしれない。

 

 

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